咖喱角 chamussa [カレー三角春巻き]

マカオ料理の前菜。マカオ料理は、大航海時代にアフリカのチキン、インドの香辛料、東南アジアのココナッツミルクや胡椒が上陸したことにより、ベースの中華風の調理に個性的な味がプラスされて変化したものでスパイスが効いています。
この前菜は、一見、三角型の春巻きですが、牛挽肉と野菜のみじん切りを炒めてカレー粉で味つけしたモノ。このカレー味がマカオ料理たるゆえんです。

西洋と中華の融合？インド？カレー春巻き。

味はご想像して頂いた物と近くなるかと。
ちょっとスパイシーですが、辛すぎることもなく、ソースなしでパクリ。中華の春巻きと違うところはニンニクが効いていることです。ニンニク、生姜が効いたスパイシーなカレー味。
 
サモサ（インドの軽食）と春巻を足して2で割った様な味。ジャガイモが入ってないちっこいサモサっていう。

酒のつまみに味も量もぴったりで日本人の口にもばっちり！ ポルトガルの赤ワインに合わせてつまみながら、かつてのマカオの反映を思うのもノスタルジックかも？
 
ホームパーティーで出すのにもよいつまみだと思います。ご自宅のレパートリーの一品に加えてみては？
 
具はお好みで。
牛挽肉、タマネギ、ニンニクのみじん切り、おろし生姜に塩胡椒。後はカレー粉があればばっちりです。
中身の味が濃くスパイシーなので三角型に小さく包んだ方がバランスがいいですよ。

リストランテ　リトラル（海灣餐廳） Restaurante Litoral