清蒸qingzhengが蒸す、鱒魚zunyuがマス。魚の清蒸と言えば、長ネギ、生姜の上に魚を載せて、酒、醤油などの少量の調味料をかけて蒸した物。三星葱で有名な宜蘭県の三星郷なので、三星葱を使って作ったマスの蒸し物です。味付けは豆豉と呼ばれる豆の発酵調味料です。
マスを開いて内臓を取った後、生姜、長ネギなどの香味野菜と調味料をいれて蒸すだけ。
淡泊な魚を使うことが多いので、ごま油などでコクをプラスします。
淡水魚の鱒も台湾風の姿蒸しにしちゃう。
台湾内陸部では鱒を養殖している地域がいくつかあります。
レジャーとグルメを兼ねた釣り堀となっている施設もあり、釣り堀で釣った鱒を調理して食べさせてくれるため、家族連れに人気のレジャー施設でもある。
鱒の養殖は水が綺麗なところじゃないとできません。
なので養殖魚でも繊細で甘みがあり、美味しく育ちます。
養殖池から揚げたばかりで鮮度抜群なのだから、魚のうまみを最大限に生かしたい。
調味料や調理法でごまかす必要がないのだから。
台湾の山間部にふらりと行くようなことがあったら是非どうぞ。
日本だったら塩焼きにしちゃいそうだけど、水分も抜けないし、ふわふわで甘くて美味しいですよ。
牛門鱒魚大餐
住所:宜蘭縣三星鄉泰雅一路462牛頭35
住所:+886-3-9893667
宜蘭県の三星郷のはずれにある牛門地区にあるレストラン。
鱒の養殖場が経営しており、釣り堀も併設しています。
我々は単に鱒を食べに行っただけなので、釣りはせず、適当に人数似合った魚を選んでもらって食べました。
夜は釣り堀の客がいないので閑散としていると思っていたら、中国人の団体客がバスでわーっときて正直びびりました。
え、こんなところにまで来るの?!と。