トルコ

キレミット・ケバブ kiremit kebabı [肉とトマトの窯焼き]

キレミット・ケバブ(肉とトマトの窯焼き)
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ケバブというと日本人は、シシケバブとかドネルケバブとか羊肉を串に刺したりして焼いたシンプルなものをイメージする人が多いのではないかと思う。かくいう私もそうでした。
しかし、実際にトルコに行くとケバブとはいわゆる焼き肉を総称していうもので、こういう一見煮込み料理風の料理もケバブという。まあ、この料理は野菜と一緒に鉄板で焼いているといったらそれまでですが。でも、ちょっとイメージと違うと思いません???

キレミット・ケバブ(肉とトマトの窯焼き)キレミット・ケバブ(肉とトマトの窯焼き)


角切りにした羊肉、トマト、なすなどがぐつぐつに煮込まれた様はまるで溶岩!
熱々のところをふーふーいいながら食べるのはトマト煮込みが大好きな方には堪らない。
野菜のうまみがトマトの酸味と混ざり合ってとてもいい味を出しています。
羊肉の臭みも上手に消してくれています。

トルコのロカンタ(大衆食堂)で食べるトマト煮込み系の料理は、
ロカンタなので料理が冷めてたりぬるかったりしておいしさが半減していますが、
ケバブ屋でこういう煮込み系の料理を食べるとあっつあつなのがうれしーんです。
チーズと一緒に焼いたものもいけますよ!(パムッカレのサージ・ケバブが最高!でした♪)

トルコにトマトが入ってきたのは中世以降のハズなのに、すっかり定番食材です。
トマトが好きな方には嬉しいかもしれませんが、滞在中トマト攻撃が止まらないので
私の場合は3週間が限界でした。
羊じゃなくて、豚。トマトじゃなくて塩胡椒のシンプルなアジア料理・・・と言う気分になった(笑)

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