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ミディエmidyeはムール貝、ドルマdolmasıは詰め物を表すトルコ語。ムール貝の貝殻に貝の実と米を詰めて炊いた物で、貝類ではムール貝の他、ホタテ(タラク)でも同じように作る。
トルコの代表的な野菜の冷菜の一つ。米が野菜の位置づけられるため、野菜料理としての確固たる地位を確保している。
イスタンブールの鯖サンドと並び屋台でも販売しているので、旅行者が最も手軽に食べられる魚貝料理の一つです。
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ムール貝にピラフを入れちゃう?
トルコ料理の野菜の前菜は、多くが冷たい冷菜として登場します。
バターを使った暖かい肉系の前菜に対して、オリーブオイルを使い、ゼイティン・ヤール=オリーブオイルを使った料理として定着しています。
ミディエドルマは貝なのにゼイティン・ヤール・ドルマの位置づけ。
ムール貝とレーズン、ナッツ、タマネギなどを米と共にオリーブオイルで調理するため、野菜料理の一種として確立されています。
貝殻を開き、ピスタチオ、松の実、干しぶどうを加え、塩胡椒、スパイスで味を調えた米を詰め、ムール貝の実を載せて、貝殻を閉めて(蓋をして)水かスープで煮て作ります。
できたてが美味しいのは勿論、バターを使わないので冷めても美味しくいただけるのが特徴です。
ただし、やっぱり米=主食と感じる日本人にとっては、冷めた炊き込みご飯感じるところもあり、
味の賛否は分かれてしまうようです。
”トルコの野菜料理として食べる”のがポイントかもしれません。
イスタンブールではガラタ橋の屋台などで食べられますが、熱々を食べたかったら
やっぱり自分で作った方が美味しいでしょう。
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