ダヒーdahiはヨーグルト、ビンディbhindiはオクラを指すヒンディ語。オクラをヨーグルトと共にスパイスと共に煮た物で、さっぱりした後口がやみつきになる料理です。
オクラのカレーと言えば辛めに作ったビンディ・マサラの方をよく見かけますが、こちらの方がヨーグルトの酸味がさわやかで、厚い時期などにも美味しく頂けます。
南インド風にマスタードシードが入っていて、プチプチとした食感もまた楽しいです。
ヨーグルトとオクラの組み合わせは北インドなどでも食べられます。
オクラは夏の食材ですから、インドでも暑い時期に出回る野菜でしょう。
オクラのねっとりとした粘りけと、酸味の利いたヨーグルト。
そして、マスタードシードとクミンの香りと食感のバランスが絶妙でした。
ほんのりと黄色い色をしているのは、ターメリックが入っているからです。
気温も気温も湿度も高い南インドで食べたことも美味しさを際立たせました。
冬の北インドだったらサッパリしすぎて美味しくないだろなと思う。
南インドの家庭料理にベンダカーヤペルグパチャリ(Bendakaaya Perugu Pachadi)
というオクラヨーグルトがありますが、もしかしたら同じ料理かも?
いかにも体にも美容にもよい料理。
こんなの毎日食べてるからインド女子はお肌がつるつるなんだ。
Randezvous ランデブー
ポンディシェリーのメインストリート Lal Bahabhur st.とSuffren st.の交差するところにあります。
参考:ベンダカーヤペルグパチャリ(Bendakaaya Perugu Pachadi)のレシピ
オクラ 6パック :2センチの長さに切る
タマネギ 100g :縦半分に割った後薄切り
無糖ヨーグルト 500g
青唐辛子 中6本 :細切れ
塩 小さじ1と1/2
ターメリックパウダー 小さじ1/4
ギーまたはバター 大さじ1
マスタードシード 小さじ1/2
クミンシード 小さじ1/2
カレーリーブ 数枚
コリアンダー 少々 :みじん切り
挽き割りひよこ豆 小さじ1
サラダ油 適量
- 野菜を指定の大きさに切る。
- ヨーグルトにターメリックパウダーを混ぜ、軽く塩をふる。
- フライパンに油を熱し、オクラ、タマネギ、唐辛子を炒める。
- タマネギが透明になったらとろ火にし、さらに10分炒めて冷ます。
- 4に2を混ぜる。
- 別のフライパンにギー又はバターを熱し、チャナダル、マスタードシード、クミンシードの順に入れ炒め、マスタードシードがはじけたら火を止める。
- 6を5に混ぜ合わせる。
- 皿に盛りつけ、コリアンダー、カレーリーブを添えてできあがり!