インドネシアでは英語でブラックライスプディングと表記されていることが多い。ブブールがお粥、インジンが黒餅米を指します。
ココナッツミルクとやし糖で煮込んだぜんざいのようなデザート。香り付けにパンダンリーフが使われます。
これ一杯で軽食代わりになるものなので、デザートにするとどっしりとお腹に貯まって苦しくなり、「食べたい。でもキツイ・・・」というジレンマに陥ります。
ちなみにジャワ島ではブブール・クタン・ヒタムと呼ばれます。
黒米のお汁粉。易しい味。
インドネシアでは、黒米はブブールに使われる他、お酒などの材料にもなります。日本に比べたらポピュラーな食材ですが、白米よりは高価。だからデザートとして食べるにはちょっと贅沢品かも知れません。
日本のお汁粉と同様にココナッツミルクに少し塩を加えることで甘さが引き立ち、止められない止まらない美味しさに・・・。
しかもココナッッツミルクではなくココナッツアイスクリームが乗ると温かい汁粉に冷たいアイスが口の中でとろける食感がナイスで、なお美味いです。おしゃれな味です♪
作り方はとても簡単で、黒米の餅米を水から煮てお粥を作ります。
その際に椰子砂糖(パームシュガー)で好みの味に甘みを付け、ほんの少し塩を入れます。
なんだか材料が違うけど、お汁粉と作り方全く同じですね。
米が柔らかくなったら器によそって熱々のところにココナッツミルクをかけてできあがり。
ココナッツミルクアイスクリームでも◎でございます。
パームシュガーは砂糖よりもあくがなくスッキリとした甘さに仕上がるのが特徴で、
東南アジア全域で料理やお菓子に使われます。
日本では黒米も買うと高いので、インドネシア旅行の際に土産に購入してみては?