ラーンゴは水牛のこと。メニューではバッファローからとってバフbuffとかかれていることが多いです。フライドライスは炒め飯で、水牛肉を使った炒飯です。
干し水牛肉をカリカリになるまでフライパンで焼き揚げにしたあと、野菜、ご飯などを加えて炒め、塩だけで調味したもの。
野菜の甘みにトマトの酸味が加わって干し肉のカリカリとした食感と塩気がバランスよく混ざり、絶妙のうまさ。ジャーキーってこの使い方アリかも!
水牛の干し肉をチャーハンに入れる
ネパールでは山を越えたお隣の中華系の料理法が根付いており、味付けがシンプルなのでスパイス料理に飽きたとき重宝します。
焼きそば、炒飯などはその典型的なメニュー。
あり合わせの材料でささっと作る家庭的な味といいますか、日本の家庭の主婦が作るのと似たようなレベルの炒め飯で、味にうるさい中国人にはとても納得できない味だろうなという。
油でカラリと焼いていてパラッと米がほぐれる炒飯ではなくて、べたっとした感じです。でもそれはそれでおいしいのです。
具は野菜だけ、野菜プラス卵、野菜プラス肉、ミックスなど。肉は鶏、豚、水牛などです。
ヒンドゥー教ではシヴァ神の乗り物である牛は聖なる動物で決して食べることができません。
牛の変わりに食べるのが水牛ですが、固いのでおいしく食べるには工夫がいります。
ネパールの煮込みなら長時間じっくり煮込んでやらかくしますが、中華系の料理に使うときはミンチにしたり、細切れにしたり。
このジャーキーをカリカリに揚げる方法は炒飯には一番合う。
食べやすいし、香ばしいし、うまみもちゃんと残ってます。
油が回っている分、トマトの酸味が口当たりを軽くしていて、絶妙のうまさでした。
当たりはずれは少ないメニューですが、組み合わせの妙で大当たりです。