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アラ=ジャガイモ、テルダーラ=油炒め(油がらめ)を示すシンハラ語。皮を剥いて下ゆでしたジャガイモをタマネギと一緒に炒め、スパイシーに味つけしたもの。簡単に言えばカレーポテトという感じなのですが、特筆すべきはスパイスの中にウンバラカダ(モルジブフィッシュ)が使われること。
モルジブフィッシュは日本の鰹節とそっくり。つまり、鰹のだしが効いた味に仕上がるため、日本人の舌にしっくりなじむ。
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カレーのポテト炒め
アラ・テルダーラはスリランカではポピュラーな家庭料理。鶏肉のカレーや豆カレーなどと共にしばしば食卓に並ぶ。
スリランカの野菜料理はスパイスとして干し魚を利用します。
日本の場合は出しをとった出し殻は捨ててしまいますが、スリランカでは、他のスパイスと同様に石臼ですりつぶして料理の味つけに使うのです。
なのでスパイシーなのに鰹のうまみが効いていて美味しい。(ベジタリアンはモルジブフィッシュを入れないで作るそうです)
スリランカはコロンボやヒッカドゥワなどの都市、観光地を除くと外食できる場所が少ないため、旅行者でも宿泊した宿の家庭料理の一品として食べられるのが嬉しいところ。
日本でもカレー粉と鰹節を使えばなんちゃってアラ・テルダーラが作れそうですね。
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