
肉捲 ròujuàn [豚肉巻]
肉捲ròujuànは読んで字のごとく、薄切り肉で何かを巻いて作った料理のこと。多くは中に野菜を入れたり、タマネギなどの香菜を混ぜた挽肉を巻いたりします。
左写真の肉巻きは広げた湯葉にタマネギや豚ロース肉を包んで棒状に巻いたものを揚げたもので、湯葉で作った春巻きのような感じです。肉で野菜を巻くのではなく肉は巻かれる方というわけ。
日本で作ろうとしたら材料費が高くてかなり贅沢なおかずという気がします。
冒頭と右に紹介した湯葉で肉を巻いた肉巻きは
羅東に50年の歴史を持つ羅東肉焿番の肉巻きです。
お店の名前の通り肉焿(肉羹)が名物のお店で、
もしかしたら肉羹に使っているのと同じ肉を使っているのかもしれない。
肉羹をスープ代わりにし、箸休め的に肉巻きをつまむのが、
揚げてカリカリな肉巻きととろりと温かなロウガンの
全く異なる味わいが癖になる組合せかもしれませぬ。
また羅東では夜になると夜市の屋台にも肉巻きが登場します。
こちらの肉巻きは主役は葱で、葱を肉でぐるぐる巻きにしたモノを
炭火で焼いて食べる、いわゆる横道な感じの肉巻きです。
ただし、これは想像よりもずっと甘い味付けの肉でした。
台湾だと腸詰めが甘かったりしますが、そんな味でした。
その他では、豚の網脂でミンチ肉や海老やらを巻いて作るものもあります。
一口に肉巻きといっても、味も材料も様々なので、周りをよく観察しつつ注文してくださいね。
羅東肉焿番
![羅東肉焿[火庚]番 外観](https://w-foods.com/wp-content/uploads/2019/06/P1040358_1-160x123.jpg)
電話: 03-9540262
URL:https://www.logenfine.com.tw/
羅東の夜市が開かれる中山公園の端から西方向に伸びる
民権路にある50年の歴史を持つロウガンのお店。
自慢のロウガンは肉だけを持ち帰りできるくらいの人気です。
羅東のお昼に食事場所に困ったら行ってみてください。
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