ゲーン(ケーン)แกงはタイのハーブやスパイスを使ったスープ煮込み。スパイスやハーブを使い、クルアン・ケーンと呼ばれるカレーペーストを作り、これをベースにした汁物です。
そしてリアンเลียงは避けるという意味もありますが、そのものが料理名になっていて、この場合は野菜がごろごろといっぱい入ったスープのことを指すようです。
トマト、タマネギ、カボチャ、キュウリなどのタップリの野菜にフクロタケやえびも入っています。ショウガ、生胡椒がきいていて、辛すぎることがなく、素直に体に入っていく様な味。とにかく温野菜を食べたい!ってときにどうぞ。
タイカレーにもいろいろあります。
このスープには唐辛子も一応は入っていますが、和え物系のタイ料理の様に舌に突き刺さる様な辛さはありません。
タップリの野菜を引き立てる程度のほどよい加減になっていて、暑さで消耗した体に水分と栄養を一気に入れてくれる様な感じ。(それでも日本の料理と比べたらずっと辛いです。)
野菜も根菜、葉菜、果菜とあらゆる種類のものが入っており、なかでもこれは何だろう?と思ったのが、タムルンです。
胡瓜やカボチャの葉っぱが薄くて小さくなった様な形で、先の方は蔓がひょろりと伸びています。
これは日本名ではヤサイカラスウリという植物で、柔らかい若い芯や葉っぱを食用にします。
炒めたり、スープに入れて食べるのが一般的なようです。
タイのスープ類は例えばトムヤムクンにしても、海老がメインで、野菜は入っている様で実はレモングラスなどのハーブばかりだったりもします。
だからここまで野菜がタップリ入っていると、野菜好きとしては非常に嬉しい。
旅先で野菜が食べたくなったら、これ!
ココナッツミルクが入った系統よりも好きですね。私は。
クルア・ナイバーン
94 Langsuan Road, Bangkok
ルンピニー公園の北にある飾らないタイの味のタイ料理や。タイ料理の一般的なメニューに加え、中華などもあります。スクンビット界隈にホテルを取っている人などは便利です。
バンコクでもタイ料理を出すお店は21時とか22時くらいに閉まってしまうところが多いのですが、ここは24時まで開いているため、遅い時間にタイについた時に「タイ料理食べたい!」って思った時に来るといいですよ。
ちなみにお店は敷地内で2つに分かれており、庶民食堂風の建物とレストラン風の建物があります。私は庶民食堂風の店舗に案内されましたが、身なりで判断してるのかも(笑)