![ボー・ラー・ロット bò lá lốt [牛肉の香草巻き]](https://w-foods.com/wp-content/uploads/2009/07/P1090141wp-800x300.jpg)
ボー・ラー・ロット bò lá lốt [牛肉の香草巻き]
ボーが牛肉、ラláが葉っぱ。ロットlốtはワイルドペッパーという胡椒科の植物を指すベトナム語。
牛挽肉をロットの葉で巻いたものを炭火で網焼きにするベトナム南部の名物料理です。
ビールのつまみにぴったりの濃いめの甘じょっぱい味なのだが、これで終わらないのがベトナム。
甘酸っぱさを加えるパイナップルや瑞々しいキュウリ、香草などと一緒にライスペーパーで巻いて食べると、甘さ、しょっぱさ、酸っぱさなどが絶妙に混じり合います。
日本のごはんのおかずに味噌を紫蘇で巻いたものがありますが、
見た目はどことなく似ています。
長さが7センチくらいあるので、紫蘇よりも大きめの香草だと思われる。
葉っぱごとがぶりと行くと、口の中で葉っぱが簡単にちぎれるので、
厚みは紫蘇に近いかな。
ご飯=ライスペーパー、野菜=香草、果物=パイナップル、肉=牛肉と
味わいのバランスもさることながら栄養バランスもばっちり。
何気ないおかずも侮れないとつくづく感じた料理でした。
ライスペーパーで包んだ後はヌックチャム(ヌックマム、レモン汁、
砂糖、水、唐辛子のたれ。)を付けてどうぞ。
私はこの料理をフーコック島のレストランで食べましたが、
割と一般的なのでホーチミンのレストランでもメニューに並びます。
醤油と砂糖で下味を付けた牛挽肉を紫蘇で巻いて焼いたら
なんちゃってボーラーロットが出来ますね。
簡単で美味しいおつまみに仕上がると思うので今度試してみよっと。
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