009年に引き続き、2010年もベランダでシソを栽培して焼酎を仕込もうと思っていたのですが、プランターに種を蒔いてもまったくシソが発芽しませんでした。
パクチーなどは翌年まで保存していても生きていたのに、シソはだめだったよう・・・。う、残念。
と、うなだれていたところ、なんと大量の赤シソが手に入りました。
実は週に数回近所の農家の人が野菜をトラックに積んで売りに来てくれるのですが、今年は野菜高だった時期もあったことからしょっちゅう利用していたんですね。そして6月も終わりのとある日、トラックの隅の方に赤シソの束を発見!
「あ、あれ赤シソですよね?」と、飛びついてしまったのです。焼酎にするという私に、おじさんはいぶかしげな顔をしましたが(おじさんの頭の中では赤シソ=ジュースor梅干しだそう)、「去年は青シソで作ったんですけど、今年は赤でいってみるかな~」と喜び勇んでかって帰りました。これだけの束で150円。自分で作るより楽かも(笑)
作り方は青シソの時と全く同じです。
一枚一枚丁寧に葉を切り、水でよーく洗って葉っぱを乾かします。
これだけの量の葉っぱを洗って乾かすのが相当大変でしたが、
地道にコツコツとやらせていただきました。
写真一番上は、1/3ほどを切り取ってざるにとった状態。
1/3でこの量。これを洗って広げるのに30分。
残りの2/3を完了にさらに1時間以上かかってしまいました。
ゆびがふにゃふにゃにふやけてしまいましたよ。
今年は蜂蜜のストックが家になかったため、氷砂糖を使いました。
洗って熱湯消毒したガラス製の保存容器(4リットル)を準備し、
乾いたシソをすべて投下!皮をむいて半分に切ったレモンが2個。
氷砂糖は500g。3ヶ月くらいして味の様子を見て足りなかったら
さらに加えようかなと思っております。
仕上げに甲類焼酎をどぼどぼどぼ~っと加えたら完成!
後は半年、冷暗所でじーーーっと寝かせるだけです。
おもしろいことに赤シソに焼酎を注ぐと、徐々に色素が水に溶け出し、
青じそのような色になります。
今年は甘み付けが氷砂糖なので、シソの色がダイレクトにでてます。
蜂蜜だと蜂蜜の色が混ざってもっと濃くなりそうです。
購入した焼酎が余ったので、去年の青シソ焼酎にも加えてみました。
さて、半年後、香りの違いを比べてみたいと思います。
話によると赤シソよりも青シソの方が香りよく仕上がるそうですが、
去年の焼酎にシソは加えず焼酎だけ足しちゃったので
香りなんて残らないかもですけど、まあ味の違いをごろうじろ。
ちなみに去年は25度の甲類焼酎を使いましたが、痛むこともなく、
無事焼酎が仕上がりました。
心配な方は35度の甲類焼酎 焼酎大五郎ストロングなどを使ってください。
強い方が痛みにくいそうですよ。