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お祝いと言えばめでたいの鯛!
鯛の尾頭付きというと塩でもすり込んで尾頭付きにしてすませてしまうところですが、鯛を使った各国料理をお祝いの席用にいろいろ試してみました。
鯛はゴロもよし、見た目もよし、さらに高級感もあってお祝いにぴったりです。
料理の腕の善し悪しと写真の写りについてはご勘弁頂くとして、参考までにご覧ください。
鯛の中華風オーブン焼き(中国)
鯛の尾頭付きを中華風においしく焼いたレシピです。
こちらはもてなし料理を探していたときにプロのレシピを参考に作ったモノ。
鯛のおなかを裂いてオイスターソース、醤油等で味付けした豚の挽肉を詰めてオーブンで焼きます。あっさりとした白身魚の鯛とジューシーな豚肉の味がマッチする上、見栄えがするのでお祝いの席に花を添えてくれますよ。
作り方は≫肉詰め鯛の天火焼き
鯛の中華風刺身(中国)と兜煮、昆布締め(日本)
日本の中華料理やさんの宴会料理によくある一品。
鯛のお刺身を醤油とわさびで食べれば和風。ごま油、砂糖、醤油のたれで食べれば韓国風。
こちらは、ピーナッツ油、塩胡椒、揚げワンタン、千切り大根とともに大胆に和えてしまった中華風刺身です。
捌いたときの頭としっぽをとっておけば見た目にも豪華な感じになります。
作り方はとっても簡単。幅1cmに切ったワンタンの皮を油で揚げ、千切りにした大根、鯛の刺身、ピーナッツとともに盛りつけるだけ。後は食べる直前にピーナッツ油、塩胡椒を回しかけて、全体を混ぜます。
ワンタンのさくさくとした食感、ピーナッツの油分と独特の甘みと歯ごたえが妙にマッチ!
いろんな食材と混ぜて食べることで鯛のうまさが際だつから凄い!私は鯛をわさび醤油で食べるよりも好き。
注意したいのは養殖物の鯛で作ると鯛の身が油っぽいので全体にしつこくなります。
身の引き締まった天然の鯛で作る方がおいしいけど、時期によっては1本づりなのでとても高価です。
少人数で食べる場合は、半身を中華風、半身を和風で食べるのもオツですよ。(右下は半身を昆布締めにしたもの。)そして、食べ終わった後の頭は兜煮にしてどうぞ。
鯛のセビッチェ(ペルー)
魚をレモンで締め、アヒアマリージョという唐辛子ペーストとともに和えて食べるペルーの郷土料理。
こちらの料理には鯛やスズキなどの白身魚だけでなく、マスなど川魚を使うこともあります。
メキシコでもセビッチェは食べるのですが、メキシコのセビッチェとペルーのセビッチェは仕上げ方法がだいぶ異なります。
レモンの酸味がきついメキシコのセビッチェに対し、ペルー風はアヒアマリージョという唐辛子が
加わり、大人の味わい。
また、付け合わせのバランスも考え抜かれていて、サツマイモとコーンが必ず添えられています。
レモンの酸味、唐辛子の辛み、サツマイモの甘みと食感、セロリや玉葱の香りが魚介と合体!
このバランスを考えた人はなんて食いしん坊なんだろうとホントにびっくりする。
今回は宴会用に作ったので蟹風味かまぼこでデコレーションしてみました。本物の蟹は予算が・・・。
作り方は≫セビッチェ cebiche [魚介類のマリネ]
おまけ
こちらは小さめの鯛をオーブン焼きにしたときのお祝いセット。
ケーキ風にしてあるのはそぼろご飯です。卵とプチトマトでデコレーション。
ひな祭りとかのお祝いではちらし寿司をこのような形にするのがかわいいけど、
すし飯が特にすきではないので、そぼろご飯でやってみました。
これ、ペルーのポテトサラダ、カウサでやるのもいけますよ。
いつものご飯の盛りつけを変えるだけでもお祝いっぽくなります。
特別なメニューは鯛だけ!
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