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スップSúpはスープ、マンタイMăng tâyがアスパラガス、クアCuaが蟹を指すベトナム語。こちらはホワイトアスパラガスと蟹を使ったスープです。
ベトナムのごちそうスープの定番で、ホワイトアスパラガス、蟹のほぐし身、溶き卵が入ったもの。時にはこれに鶏肉やキクラゲまで入ることがあるそうです。
見た目は非常に地味ですが、しゃれじゃないけど、滋味あふれる蟹のうまみがたっぷりのスープで、ちょっとこってりとした味付けの濃いおかずとご飯と一緒に食べるのが美味しいですよ。
ベトナムのスープ物には2種類あります。
一つはカインと呼ばれる物で、これは大きな器に出されたスープを、大きな器から取り分ける物。
ベトナムの母の味としてよく言われる雷魚のスープ、カインチュアカーなんかがこれにあたります。
対するスップはおもてなしの時に出される物で、とろんとしたとろみがついており、
ここのスープ椀に盛りつけられて出てくる物だとか。
写真はレストランで頼んだから、数人前の量がどかんと大椀に盛られた結果です。
(一人旅だったのです。)
鶏ガラ(干しエビ)スープにコーンと蟹肉をたっぷり入れた「スップ・バップ・クワ」なんかもあります。
鶏ガラやエビで出汁を取って、かに缶、ホワイトアスパラ缶を煮込んで、
最後に片栗粉でとろみをつけたらできあがりですかね。
日本でも簡単に作れそうです。
ベトナム旅行で頼む場合、高級なお店では一人分の椀ででてくると思いますが、
ちょっと気軽なお店だったら注意してください。
もったいないけど、食べきれない状態にならないように、是非。
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