ラウ・ガー・アック lẩu gà ác [烏骨鶏鍋]
ラウlẩuは鍋。ガー・アックgà ácは烏骨鶏を指すベトナム語。烏骨鶏のお鍋です。鶏の出汁が効いたスープにキノコ、野菜、つみれなどをたっぷり入れて食べます。
トウモロコシやサツマイモの黄色、豆苗などの葉野菜の緑、えのきや湯葉、小籠包の白、ソーセージのピンク、カラフルなお餅の青や深緑、牛肉の赤。それに真っ黒な烏骨鶏!
平ざるにたっぷりと盛られた色とりどりの具材。さすがはベトナム。南部で食べた色鮮やかな花鍋といい、彩りのセンスは相変わらず抜群と感じた瞬間。
日本人って、鍋に特別感を感じますけど、ベトナムもそうなのかなといつも思う。
ルンクー村の民宿の食事は烏骨鶏鍋と地酒
![ラウ・ガー・アクLẩu Gà Ác [烏骨鶏鍋]](https://w-foods.com/wp-content/uploads/2026/01/IMG_9322_1-1024x576.jpg)
この鍋はベトナム北部ハザン省にあるルンクー村の民宿の晩ご飯で戴いたものです。
日本では高級食材の部類に入る烏骨鶏ですが、ベトナムではスーパーなどでも比較的簡単に手に入る食材で、薬膳スープなどとしても親しまれています。
ハザン省は烏骨鶏の産地でもあるため、観光客向けの食事として宿で出してくれます。
ベトナムは年中暑い南部でも鍋を食べますが、北部の冬は日本と似たようなものなので、冬の旅だったのもあり、余計にうれしかったです。
ベトナムの家庭の食事は、ご飯茶碗は個々でも、おかずは大皿料理をみんなで食べるスタイルなので、鍋料理を囲むのも家族でわいわい食事するスタイルにぴったりはまる。
外国旅行で宿のご飯で鍋が出るってそういえば今までなかったわ。簡単で豪華。しかも日本人ってなぜか鍋って特別感あるからね。お!とちょっと心が弾んでしまいます。

鍋の具材だけアップにしました。
えのきの左にある青、緑、オレンジ色をしたスティック状のものはお餅です。
餅をついて、サツマイモなどの食材を練り込むことで色がついています。
ロロ村の特産品として乾燥したお餅が売られているのでお土産に買って帰ることもできますよ。
小籠包も実は包んであるのがお餅です。小籠包の形をしたお餅。中身は肉です。冷凍食品としてスーパーに売られています。鍋とかスープに使うのでしょう。
ソーセージはギョニソかなと思っちゃいますが、鶏でした。
ベトナムでは鶏肉を使ったソーセージが一般的なんだとか。
豆腐と湯葉は当然手作りでしょう。中国の国境も近いし、鍋の食文化も中国の影響を受けていることは想像に難くありません。
そして、鍋の〆はインスタントラーメンです。このインスタントラーメンもベトナム人にはおなじみで、インスタントラーメンに卵を落として食べるのは朝食の定番です。
日本だとご飯をいれて最後は雑炊なのですが、ご飯はなかったです。

そしてベトナム北部の少数民族の村では絶対あると思っていた地酒です。お米の焼酎でございます。これハザンループの宿では必ず毎晩出てきました。
ペットボトルや徳利で出してくれる宿もありましたが、このお宿はこれです。プラスチック製のなんだろ。片口でもないし(笑)
3人旅だったので、おちょこも3つです。冬の旅だったので、鍋もお酒も寒さにしみました。


鍋自体には味はついておりますが、味変の調味料として小皿にあったのが、チャムチェオと唐辛子。これに檸檬を搾ったのが上左の写真です。
チャムチェオはハザンに入ってから屋台でもお店でも常備してあった調味料。
マックケンmắc khén(山椒の一種)やハットゾイ(特定の木の実)、生姜などのスパイスが入ったお塩です。日本だと七味唐辛子がイメージに近いです。それに塩が入ってる感じ。
ただし、マックケンそのものが柑橘系の香りがするので、しびれる辛味と香りを合わせ盛ってこれ一つで、バシッと決まる。七味唐辛子には陳皮を別にいれますもんね。
屋台の串焼きやさんでは、肉に付けたり、ゆで卵に付けたりして食べて、旅の間おなじみでした。(そして、買って帰ってきたよ。使う前に写真撮るの忘れてましたけど。)
同じお鍋でも、具も調味料も似てるようで微妙に日本とは違って、でもとても楽しめました。食事の最初に乾杯するもの同じだったりしますしね。
しかし、この量で3人前だったんですよ。とても食べきれず大変な思いをしたのは言うまでもありません。
ハザンに行かなくても、ハノイでも烏骨鶏鍋を食べられるお店もあるようなので、長旅が苦手な場合はそちらで是非どうぞ。
ベトナムって鍋ホントすきだよね~。量がすごいので、鍋を食べると、大人数で来たかったなっていつも思う。

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