エンチラーダはen=中、chil(e)=唐辛子、ada=~されたという言葉をくっつけたもので、直訳すると唐辛子ソースに包まれた、浸されたものという意味で、唐辛子のソースにトルティーヤを浸して食べる料理。メキシコなど中米諸国ではトウモロコシが主食の国が多く、このエンチラーダが定番中の定番です。
中米諸国はトウモロコシが主食なので、トルティージャにソースつけて食べるのは日本人がご飯に卵をかけて食べるのと同じような感覚なのではないかと想像します。
メキシコ、グアテマラ、アメリカ等に言ったらぜひどうぞ。
主食のトルティーヤを使った料理の一つ。
元々トルティーヤに唐辛子ソースを浸して食べていましたが、今は色々なものをトルティーヤに詰め、ソースも多種多様だそう。
メキシコ移民が多く、メキシコ料理が流行っているアメリカでも人気。
アメリカ風になるととろけるチーズがタップリかかってたりします。
それに比べると、メキシコやグアテマラでは至ってシンプルです。
ただ、ソースがたっぷりかかっているので、見た目は何がなんだか。
フォークでひっくり返さないとトルティーヤは見えません。
そして、軽食スタンドの作り置きのものはトルティーヤがふやけて、ソースでぐしゃぐしゃになっていたりもします。
まずくはないですが、慣れないとなんだか不思議な感じがします。
(しっとりとふやけたパンは食べ慣れないので。)
トルティーヤ自体は生地を焼いただけなのでさっぱりしたものですが、ソースが高カロリーな場合もあり(特にモーレは・・・。)、気が付くとかなりカロリーを摂取してしまうコワイ料理です。
北米や中米ではいろんなとこで食べられるので、いろんな味に挑戦したい。
レストランでは「自分で包みなさいよ」って感じでトルティージャと具とソースがセパレートで出てくることもあります。
見た目も味も店によっていろいろですが、トウモロコシの国に行ったら是非どうぞ。