![プルチン・カンクン plecing kangkung [空芯菜の辛味和え]](https://w-foods.com/wp-content/uploads/2011/05/P1000593wp-800x300.jpg)
プルチン・カンクン plecing kangkung [空芯菜の辛味和え]
プルチンplecingとはロンボク風のサンバル。赤唐辛子やニンニクなどをすり潰して作ったトマトベースの辛味ソースです。カンクンkangkungは空芯菜です。この料理は茹でた空芯菜やもやし、ピーナッツなどをプルチンソースで和えたものです。
見た目はとてもこってりした印象ですが、実はソースにも野菜にも全く油を全く加えておらず、後口が非常にサッパリ。
ロンボク島の名物料理です。
実はロンボクという言葉はジャワ語で唐辛子を意味します。
ロンボク島では特に唐辛子が好まれるようで、辛い料理によくお目にかかりますが、
この料理は生のトマトの爽やかさの方の印象が強く、辛味はぴりっとアクセント程度です。
現地の人に「ピリ辛だね」なんて言うと「俺らにとってはこれはちっとも辛くない。」と
キッパリと断言されたりしました。いわゆるピリ辛ってヤツです。
ただ、「激辛だ!」という人もいるので作り手や食べ手で感じ方は異なります。
油分は添えられたピーナツのみ。非常にサッパリとしていて、疲れた胃にも優しい味。
おまけにガドガドやプチェルの様にソースが甘くないので、おかずとしてもなじみやすいです。
インドネシア料理 (アジア食文化紀行)に掲載されているレシピでは空芯菜は蒸すとあります。
確かに茹でると空芯菜が水っぽくなるので、蒸したほうがよりソースが絡みやすいかも。
空芯菜は日本で家庭菜園やプランターで育てるのも簡単だし(水さえやればわさわさ増える。)
材料も特別日本で手に入らないものはないので、作ってみるのも楽しいです。
トゥラシ(海老ペースト)はその辺に売ってないので、旅行中に買ってくるか、
インドネシア食材店で手に入れてください。
プルチン・カンクンのレシピ リンク
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