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セコというと通常は牛肉を香菜の中にぶち込んで柔らかくなるまで煮込んだ料理で、豆の煮込み(フリホレス)を添えて出てくる。
写真のセコは牛肉ではなく子ヤギ(cabritoが子ヤギを指す)。
ペルー北部に繁るアルガロボという豆科の木の実だけで育った子ヤギを香草とトウモロコシの地酒チチャ・デ・ホラで煮込んだモノ。北部風(ノルテーニョ)なのかな?
主菜は各地方でこだわりがあり味つけは微妙に異なるが、セコ自体は町の定食屋でも定番でペルーで一度は口にするはず。
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セコってどんな料理?
味は香草の香りはあまりせず、むしろ飴色タマネギが主役級。
柔らかく煮込まれた肉に飴色タマネギソースが添えてある感じです。
こんなにでかいかたまり肉がほろりと崩れます。
あっさり味のビーフシチューを食べていると思えば近いかも。
(ベトナムのボーコォーよりもあっさりしている)
煮込むときに使うコリアンダーはペーストを使うと簡単。
これなら我々でも手軽に作れますね。
ところで、セコというと大抵con frejoles(豆添え)です。
しかし、添えてあるフリホレスが白インゲンだったのは意外だった。
中米諸国ではフリホレス=黒かったのでそのイメージだったのだ。
スープで野菜を取り、その後メインでこれを食べればお腹一杯。
付け合せも含めて全体的に消化にも良いので、
アンデスの高地に慣れてないうちに食べるのにもぴったりです。
(ペルーのメイン観光地はアンデスの上にあるので・・・)
セコのレシピ リンク
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