台湾名物の士林の夜市は、台北の繁華街から近いこともあり、毎晩がお祭りのように地元民と観光客で大にぎわい。その士林で常に行列ができている食べものがこれ。
あなたの顔の大きさほどもある巨大フライドチキンでございます。
鶏もも肉を叩いて平べったく伸ばした後、小麦粉ベースのスパイシーな衣をたっぷりまぶし、油でカラッと揚げればできあがり。しかも、この大きさなのにあっという間にぺろりと食べてしまえるから不思議なのです。
台湾屋台でおなじみのフライドチキン
このお店は日本のメディアでもよく取り上げられるため、周りには日本人観光客の姿も多い。
まだジュージューと音を立て続ける衣をおそるおそるかじると、さくさくっとクリスピーな中からじゅわーーっと鶏の脂の香りが広がる。
鶏肉をとことん叩いて伸ばしてあるのがポイントです。
どこをかじってもさくさくとした食感になるように計算されています。
正直、これを食べたらそこらのファーストフード店のチキンなんぞ食べる気になりませんよ。ああ、しあわせや~。
1枚を4,5人で分けてかじりながら屋台巡りをしている人もいますが、ええ、そんな上品なことをしている場合じゃないんですよ。
一人で、2枚も3枚も食べたくなるのだ。
カロリーを考えて、涙ながらに控えましたけど・・・。(T-T) くっ。
豪大大雞排
本店:士林夜市 陽明劇院前(屋台)
支店:剣たん駅前 士林美食広場(駅側の目の前)
豪大大雞排はこのチキンの創始店。
このお店ではなくても、観光地には巨大クリスピーフライドチキンを出す店がちらほらある。
常に人だかりができているが、回転は速い。
「日本人?辛い?辛くない。どっち?」とお兄さんに片言の日本語で聞かれちゃいます(笑)