豆粉とスパイス類を練った生地を油で揚げたドーナツにヨーグルト(ダヒ)をかけた南インドのスナック。レンズ豆(マスール豆)やウラッド豆を使い、豆粉と米粉、豆粉と小麦粉をブレンドするなど作り手によってレシピは様々。
洋風ドーナツの様にふわふわ感を楽しむのではなく、香ばしくカリッカリに揚げたのをぐしゃっとつぶしてほんのり塩味のヨーグルトと混ぜながら食べるのが美味しい。
栄養満点の美味しい朝食であり、おやつ&おつまみです。
このドーナツは、バラ、ワダ、ガレなどの名称で呼ばれます。
乾燥したレンズ豆やウラッド豆を水でふやかしたものをミキサーにかけて使います。
豆粉だけで作った物はかるーい仕上がり。
青唐辛子、生姜、タマネギ、クミンシードに水を混ぜてドーナツ生地を作って揚げる。
これに小麦粉が加えると少し重くてお腹に貯まる感じ。
冷めても割とカリカリ感が持続していて、ターリーに前菜風についていることも。
米粉は小麦粉よりはさっぱりした感じですが冷めるとカリカリ感よりも
ふわふわ、モッチリ感が勝つかなぁ。
いずれにせよ、どのレシピもヨーグルトとの相性はばっちり。
唐辛子のぴりっとヨーグルトの酸っぱさとマイルドな口当たりに、カリッカリの食感と、揚げたての香ばしい香りが後を引く味です。粉のブレンドで味わいが全く異なりますけども。
道ばたでじゅうじゅうと揚げている姿を見かけたら是非どうぞ。デリーなど北インドでも食べられます。
南インドではドーサやウッタパムを焼いているような軽食堂には大抵あります。
朝食として食べる場合は、チャツネやサンバルと一緒が普通です。